ポステコグルー監督、去就注目のヴェルナーに言及「最終的な決断は…」

ティモ・ヴェルナー

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、レンタル移籍加入中のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの去就に言及した。1日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

 現在28歳のヴェルナーは今年1月にライプツィヒからレンタル移籍でトッテナムに加入。ここまで公式戦14試合出場で2ゴール3アシストを記録するなど、シーズン途中の加入ながら、チームに好影響を与える活躍を見せている。

 そんなヴェルナーだが、2日に行われるプレミアリーグ第26節延期分の古巣チェルシー戦を前にハムストリングを負傷したことが明らかになり、ポステコグルー監督は「2週間半ほどしかないので、彼はシーズンの残りを欠場することになるだろう」と今季絶望となったことを語っていた。

 しかし、ヴェルナーのレンタル移籍期間は今シーズン終了までとなっていることから、契約に付随している1500万ポンド(約29億円)の買い取りオプションが行使されるかに注目が集まっている。

 同選手自身はトッテナムへの完全移籍を希望していることが報じられているなか、買い取りオプション行使の可能性について聞かれたポステコグルー監督は「それは今ここの問題ではなく、全体的な戦略の問題だ」と語りつつ、次のように続けた。

「私が話していることは、今後6カ月で今日よりもいい場所にいて欲しいということだ。ティモとは今シーズン終了までのローン契約を結んだが、彼は私たちが夏に何をする必要があるのか、それができるのか見極める戦略の一部となっている」

「彼は私たちにとって非常に良くしてくれたと思う。ソニー(ソン・フンミン)がいなかった1月の本当に重要だった時期に彼は加入し、その後にリッチー(リチャーリソン)もケガをしてしまった。ワイドの場所は不足していて、彼の加入は私たちに非常に役に立ったし、影響も与えた。それでも、最終的な決断を下すためには私たちがここでまず何を得られるのかをある程度明確にする必要があると思う」

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