モナコの南野、退場誘発で主導権=バルサ撃破に貢献―サッカー欧州CL

バルセロナに勝利し、喜ぶモナコの南野(中央)=19日、モナコ(EPA時事)



難しい戦いが予想された名門バルセロナとの開幕節。モナコの南野は、一瞬の隙を見逃さなかった。前半10分。敵陣で相手GKのパスを奪い、ペナルティーエリア手前で倒された。ファウルを犯したガルシアは一発退場。数的優位となり、主導権を手繰り寄せた。
「不用意なパスはどんどん狙っていこうと思っていた。早いタイミングでレッド(カード)を誘発できてよかった」。数分後に味方が先制ゴール。前半に追い付かれたが、後半に勝ち越して白星スタートを切り、「すごく重要な勝ち点3」と重みをかみしめた。
トップ下で好機をつくり、積極的にシュートも放った。後半24分までプレーして勝利に貢献。それでも、「もっとできるという悔しさしかない。脅威になる選手にならないと」。得点に絡めず、満足しなかった。
リバプール(イングランド)時代以来、自身3シーズンぶりの欧州CLを、「やっぱりここは夢の舞台」と実感。チケットが完売する盛況ぶりだった本拠地で、ファンと喜びを分かち合った。(モナコ時事)


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