欧州CL スポルティングMF守田英正は先発もアーセナルに5失点大敗 守田は一矢報いる起点に

◇欧州CL リーグフェーズ第5節 スポルティング1―5アーセナル(26日)

 日本代表MF守田英正を擁するスポルティングは、アーセナルに1―5と大敗した。先発した守田は後半33分までプレーしたが、チームとして力の差を見せつけられる結果となった。また負傷中にアーセナルDF富安健洋はベンチ外だった。

 前半からアーセナルの攻撃に翻弄(ほんろう)された。左ボランチの守田はアーセナルの司令塔・ノルウェー代表MFウーデゴーとマッチアップするシーンが多かったが、引きつけられて背後のスペースを使われるなど苦戦。アーセナル得意のサイドからの崩しでイタリア代表FWマルティネッリ、ドイツ代表FWハバーツに決められ、前半終了間際にはCKからブラジル代表DFカブリエウにも頭でたたき込まれて3失点を喫した。

 しかし後半立ち上がりにはスポルティングも反撃。後半2分、守田を起点にチャンスをつくり、最後はボックス手前から守田がミドルシュートを放った。シュートはGKに防がれたが、このCKからポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオが決めて1点を返した。流れをつかんだかに見えたが、後半20分にPKを献上。これをアーセナルのイングランド代表FWサカに決められ、終盤にも失点して計5失点。マンチェスターUに引き抜かれたアモリム監督の後任となったスポルティング・ジョアンペレイラ監督にとってのCL初陣は、ホームで大敗となった。

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