JFA宮本会長、自身も因縁があるアウェー中国戦にも「相手のリスペクトは当時より感じる」04年はアジア杯で対戦
◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第6戦 中国1―3日本(19日、中国・アモイ)
C組首位の日本(FIFAランキング15位)は、先発5人を入れ替え臨んだ完全アウェーの中国(同92位)戦を3―1で勝利し、5勝1分け負けなし。日本代表記録を更新する27試合連続得点で、8大会連続のW杯出場に王手をかけた。
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は厳しい環境でも勝利したことに、「簡単な試合じゃないというのはみんな分かっている中でやっていた。そんな焦りはなかったと思います」と選手たちの落ちつきを感じたとコメント。今回の最終予選では初めて流れの中から失点を喫したが、「(途中)2―1にされて最終予選的な空気になったんじゃないですか」と際どい勝負を受け入れた。
中国は自身が代表選手だった04年のアジア杯決勝で破り優勝した相手。このときも中国開催と因縁があったが、「相手のリスペクトは当時より感じる」と開始前からスタジアムを包んだ大ブーイングも以前よりは“おとなしい”と感じたようだ。
年内の最終戦を白星で飾り、8大会連続のW杯出場に王手をかけたが、「ここまで年内すごい、いい形で出来たと思いますけど、まだ決まっていないというところ。(出場を)決めてから次のことを考えるというのがいいと思います」と引き締めていた。
11/20 00:24
スポーツ報知