アウェー中国戦始まる 国歌斉唱で会場に君が代が流れると日本に大ブーイング ネットでは「勝って静かにさせたい」
◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第6戦 中国―日本(19日、中国・アモイ)
C組首位の日本(FIFAランキング15位)は中国(同92位)と対戦した。試合は日本のキックオフで始まった。
試合前の国歌斉唱で君が代が流れるとスタジアムには大ブーイングがこだました。一方中国サポーターは、会場で配布された「加油(頑張れ)」と書かれた赤いTシャツを着て自国の代表に声援を送り続けた。
ベンチでコーチ陣と一緒に君が代を口ずさんだ森保監督は試合前、「相手がどう出てくるかわからない。入りの部分で相手の圧に屈しないことが大切」と警戒を忘れていなかった。
ネット上では「勝って静かにさせたい」「国歌斉唱の時にブーイングするし、ライン調節して自国に有利な形にしたりいろいろ終わってる」といった声があがっていた。
約6万人収容のスタジアムは、チケットは完売したとの現地報道もある。会場では盾などを持った警察隊員が数百人で警備。何重ものバリケードが設置され、報道陣が施設内に入る際には顔認証、入念な荷物チェックとボディチェックがあり、ペットボトルなどの持ち込みは禁止された。午後3時(日本時間同4時)すぎには、早くも中国ファンが旗を振り、太鼓をたたいて「加油(頑張れ)!」と叫ぶ姿もあった。
森保ジャパンは最終予選4勝1分けで首位を独走している。一方、クロアチア人のイバンコビッチ監督が率いる中国は初戦から3連敗後、インドネシアとバーレーンに2連勝して4位浮上。2002年日韓W杯以来、2度目のW杯出場へ機運が高まっている。
11/19 21:02
スポーツ報知