日本代表・森保一監督がインドネシアの帰化選手を警戒「ほとんど欧州で活躍」セリエAのレギュラー格も

日本代表・森保一監督

 日本サッカー協会は7日、26年北中米アジア最終予選のインドネシア戦(15日)、中国戦(19日、ともにアウェー)に向けた日本代表メンバー発表会見を行った。会見に臨んだ森保一監督は「アウェーで厳しい環境の2連戦となります。2連勝できるように、全力で戦っていきたいと思います。FIFAランク等々、アジア最終予選での対戦では、日本が有利なように感じておられる方も多いかと思いますが、その厳しい戦いを2連勝できるように。世界一に向けて、目の前の一戦に全力を尽くす姿を見せたい」と話した。

 また森保監督は、積極的な帰化選手の招集を行っているインドネシア代表について言及。「インドネシアは元々、熱狂的なサッカー文化がある国だと思いますが、インドネシアにルーツのある選手が帰化してインドネシアのために戦う、ということを強化の一環として行っている。帰化しているほとんどの選手が、ヨーロッパで活躍している選手。これまでのインドネシアとは違う、さらに強いチームになっている」と話した。同国は今回招集された27人中15人が帰化選手で、うち11人が欧州でプレー。イタリアセリエAのベネチアでレギュラーを張る190センチのセンターバック、DFジェイ・イズス(24)ら、インドネシアにルーツを持つ選手を数多く集めている。

 日本代表メンバーは以下の通り。

【GK】大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)、鈴木彩艶(パルマ)

【DF】長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(シントトロイデン)、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(サンジロワーズ)、橋岡大樹(ルートン)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、菅原由勢(サウサンプトン)、高井幸大(川崎)

【MF/FW】遠藤航(リバプール)、伊東純也(Sランス)、南野拓実(モナコ)、古橋亨梧(セルティック)、守田英正(スポルティング)、大橋祐紀(ブラックバーン)、鎌田大地(クリスタルパレス)、三笘薫(ブライトン)、小川航基(NEC)、前田大然(セルティック)、旗手怜央(セルティック)、堂安律(フライブルク)、田中碧(デュッセルドルフ)、中村敬斗(Sランス)、久保建英(Rソシエダード)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)

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