サラー争奪戦勃発!? バルセロナvsアル・ヒラル…英報道

 スペインの名門バルセロナとサウジ・プロリーグのアル・ヒラルが今季終了後にエジプト代表FWモハメド・サラー(32)の獲得を巡り争奪戦を繰り広げることが確実となったと、英スポーツ・ラジオ局『トーク・スポーツ』電子版が報じた。記事によると、サウジアラビアのアル・ヒラルには”どうしてもサラーが欲しい”という理由があるという。

 来年から全世界32クラブの参加で4年に1度の開催となるクラブ・ワールド・カップ。この大会に出場するアル・ヒラルは、それまでに是が非でもサラーを獲得し、リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミとの対決を実現させたいという野望があるとも伝えた。サラーは今季もリバプールの主軸として大活躍。11月2日に行われたブライトン戦では逆転勝利を呼び込む2点目の決勝弾をゲット。また5日行われたレバークーゼンとの欧州CL戦では2アシストを記録。32歳となってもそのゴールに絡む動きに全く衰えを見せていない。

 現状のままではリバプールとの契約は今季一杯で満了。サラーは来年1月から海外のクラブと自由に移籍交渉が行うことが可能となる。このサラーの状況に反応したのがバルセロナ。来季以降も十分に戦力になると判断し、フリーとなるサラー獲得へ動き出すとスペイン・メディアが報じている。(英通信員・森 昌利)

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