3年ぶり2度目のルヴァン杯優勝へ名古屋が前半を終えて2点リード…FW永井謙佑が前半31分と42分にゴール

前半31分、名古屋・永井謙佑(中央)が先制ゴールを決め歓喜する (カメラ・堺 恒志)

◆YBCルヴァン杯▽決勝 新潟―名古屋(2日・国立)

 決勝は名古屋の2点リードで前半を折り返した。

 雨が降りしきる聖地・国立の中、名古屋がまずは主導権を握った。前半31分、GK阿部航斗のパスミスにFW永井謙佑が反応すると、右足でダイレクトで放たれシュートはゴール左へ。日本代表にも選ばれた経験のある35歳のベテランが貴重な先制点を奪った。

 さらに前半42分、味方のロングボールからのヘッドをMF和泉竜司が拾うと、右にいた永井にパス。永井はそのパスをゴール左下に冷静に決め、試合を優位に進める追加点をもぎ取った。

 新潟はチャンスを作るも名古屋のGKランゲラックに阻まれ得点することは出来ず。今季限りで退団を決めている在籍7年目の助っ人の厚い壁を突破することができないまま、前半を折り返した。

 名古屋は2021年以来3年ぶり2度目の優勝を狙う。新潟はクラブ初の決勝進出であり、Jリーグ加盟から25年で初のタイトル獲得を狙う。

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