川崎、鹿島に1―3敗戦で公式戦5戦未勝利…14シーズンぶりに鹿島にシーズンダブルを喫する

後半、指示を出す川崎・鬼木達監督(カメラ・岡野 将大)

◆明治安田J1リーグ第35節 川崎―鹿島(1日・U等々力)

  10位の川崎がホームで5位の鹿島と対戦し、1―3で敗戦。2010年以来、14年ぶりに1シーズン2度の対戦で連敗し、シーズンダブルを喫した。

 10月16日に8シーズン指揮を執った鬼木達監督の今季限りでの退任が発表され、この日は発表後リーグ戦2試合目だったが、前半から鹿島の積極的なプレーを受ける展開となってしまい、前半10分にセットプレーの流れから鹿島・知念に頭で豪快なシュートを決められると、同18分には鹿島・樋口に追加点を許す。

 さらに川崎・脇坂が負傷でピッチの外に出ていたため一時的に10人になっていた同28分には、鹿島・三竿に左足で鮮やかなミドルシュートを決められるなど前半だけでまさかの3失点を喫した。

 後半開始直後にはエースFW山田が、マルシーニョのクロスをフリーで合わせるも押し込めず、その直後にもマルシーニョのクロスをフリーで合わせるも、今度はシュートはバーにはじかれた。

 後半アディショナルタイムにMF山本が直接FKを決めるも、1―3で敗れ、これでリーグ、カップ戦、ACLEを含めて5戦未勝利(1分け4敗)となった。

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