なでしこジャパン19歳のMF谷川萌々子が代表2点目「自分への自信につながったかな」

後半、シュートを放つ谷川萌々子(カメラ・越川 亘)

◆国際親善試合 なでしこジャパン4―0韓国女子代表(26日・国立)

 パリ五輪8強のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、パリ五輪後初の試合となる韓国女子代表戦に4―0で勝利した。

 途中出場でチーム4点目を決めたのが、19歳のMF谷川だった。後半開始からボランチで途中出場すると、3―0の後半11分にDF守屋都弥の右サイドからのグラウンダーのパスを冷静に右足で合わせてゴールに流し込んだ。中盤の位置からゴール前まで積極的に入っていくプレーで追加点を奪い「試合に入る前に、まずクロスのところにしっかり自分も入りたいなと思っていて、そこにうまくランニングできたのはよかった。都弥さんにボールが入った時に自分がフリーだなって思ったので、手を上げて、都弥さんの方を見て、気づいてもらえるようにしたんですけど、そこを見ていいボールをくれたので、しっかり決めることができてよかった」と振り返った。

 パリ五輪1次リーグ第2戦のブラジル戦で30メートルの衝撃ロングシュートで決勝点を決めて以来の代表2点目に「今回点を決められたっていうのは、自分への自信につながったかなっていう風に思います」と納得の表情。2027年の女子W杯ブラジル大会では中心選手としての活躍が期待される新星は「残りの3年間が非常に大事な時間になってくる。3年後に笑って終われるように、日々、その日を想像して過ごす必要がある」と決意を示した。

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