なでしこジャパンがパリ五輪後初の一戦で4発快勝! 前半には5分間で一挙3点のゴールラッシュも

前半、先制ゴールを決めた北川ひかる(カメラ・越川 亘)

◆国際親善試合 なでしこジャパン4―0韓国女子代表(26日・国立)

 パリ五輪8強のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、パリ五輪後初の試合となる韓国女子代表戦に4―0で勝利した。

 前半から、なでしこジャパンのゴールラッシュが光った。前半32分、右CKを得るとMF長谷川唯のクロスをDF北川ひかるが頭で合わせて先制点を奪った。

 さらに2分後、北川のプレスからのこぼれた球を、エリア内にいたFW田中美南が右にパスすると、MF藤野あおばが押し込み追加点を取った。

 そこで勢いは止まらず同37分、相手DFのトラップミスから田中がゴール左に3点目を沈めた。ここまでわずか5分。短時間にゴールを連発して主導権を握った。

 後半開始からはFW植木理子、MF浜野まいか、MF谷川萌々子を起用。すると後半11分、DF守屋都弥の右サイドからのグラウンダーのパスを、代わった谷川が冷静にゴール右に。前半のゴールラッシュ後も得点の手を緩めず、試合展開をさらに優位にした。

 試合はそのままなでしこジャパンの勝利で終了。21年東京五輪後初戦のアイスランド戦は0ー2で敗れていた。パリ五輪の悔しさを糧にし、国立競技場で最高の再出発を果たした。

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