横浜FM勝利目前で…後半ATに同点弾許す 中国クラブと敵地で2―2ドロー ACLE第3戦

◆アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)▽第3戦 山東2―2横浜FM(22日・済南)

 横浜FMはあと一歩で勝利を逃し、敵地で山東(中国)と痛恨のドローに終わった。2―1で迎えた後半アディショナルタイム(AT)2分に一瞬の隙を突かれ、同点ゴールを与えた。通算1勝1分け1敗となり、勝ち点は4。

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 気温7度、吐く息の白い寒さの中で、0―1の後半9分にCKからFWアンデルソンロペスが同点弾。同42分にはFWヤンマテウスが左からのパスを左足で鮮やかに流し込んで勝ち越した。

 しかし、最後まで集中力を保てなかった。AT2分にゴール前の混戦から押し込まれた。前回大会で4戦4勝だった“お得意様”から勝ち切れず、ヤンマテウスは「最後の最後に追いつかれた。フラストレーションのたまる試合になってしまった」と肩を落とした。

 ACLEは東地区12チーム中8チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーション。敵地での勝ち点1は決して悪い結果ではないものの、勝利目前の状況だっただけに、悔やまれる試合となってしまった。

 過密日程の渦中にいるチームは、中4日で迎える27日に天皇杯準決勝G大阪戦(吹田S)に臨む。

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