本田圭佑、26年W杯は選手でも解説ではなく代表監督として目指す「一発逆転は常に狙っている」

本田圭佑

 サッカーの元日本代表MF本田圭佑が22日、YOUTUBEで会見を行い、さまざまな質問に答えた。「次のW杯の解説もやってくれますか?」との質問には「やりたいと思っていなくて。絶対にやらない、と思っているわけではなくオファーはありがたい話。むしろ、めっちゃ可能性は低いですけど、W杯を指揮する目標をまだ捨てているわけではない」と話した。

 20日にはブータン1部のパロFCで2ゴールを決め、自身10か国目のトップリーグでの得点をマークしたように、サッカー選手としてプレーを続けている本田。一方で近年はカンボジア代表の実質監督も務めるなど、指導者としてもスタートを切っている。22年カタールW杯では解説者として好評を集めたが、指導者として26年北中米W杯への出場を目指しており「一発逆転は常に狙っている。どっかの代表監督として。日本代表は難しいので現状。違う国の代表として、出られる可能性は捨てていないですよ」と話した。

 また「(将来)日本代表の監督になれば、誰をコーチに呼びたいか」という質問には「あんま言いたくないな」と語る場面も。「本気で採用したいやつは、ここで言いたくない。自分も監督として自己分析していて、自分が苦手なエリアの戦術もあって、その辺を補完してくれる人がパートナーとして付いてきてくれると、さらにレベルの高い戦術ができる。日本人だけじゃないと思います。選択肢、僕の場合は広いですよ。楽しみにしておいてくれると」と、歴代のチームメートにお目当ての候補がいることを明かした。

 さらに歴代最強とも言われる今の日本代表に足りない要素を問われると「いっぱいある」と断言。「ぱっと思いつくのは、意外にハイプレスをかけられたときにつなげない。ハイプレスの打開パターンが少ないことは、長所とは言えない」と指摘した。また現代表にFKのスペシャリストが不在なことには「時代的な背景があるんじゃないですか。今の子供たちは、ドリブラーを見ていると思うんです」と分析。自身のようにファンタジスタ、FKキッカーを多く見て育ってきた時代から、ドリブラーを見て育った子供が多いことが影響している、と語っていた。

 

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