ドジャースの連続イニング無失点はメジャータイの33でストップ…「ブルペンデー」の初回に被弾

 米大リーグ、ナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)は14日(日本時間15日)、ドジャース(西地区1位)-メッツ(東地区3位)の第2戦が始まり、ドジャースの先発、ブレージアが初回にメッツのリンドーに右越えの先頭打者本塁打を浴びて、ドジャースのポストシーズンでの連続イニング無失点はメジャータイ記録の「33」でストップした。

ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦、初回に右越えに先頭打者本塁打を放つメッツのリンドー(14日)=AP

 大リーグ公式サイトによると、1966年にオリオールズがポストシーズンで「33イニング」を記録している。

 ドジャースはパドレスと対戦した地区シリーズ第3戦の三回以降、前日のメッツとの第1戦終了まで、足かけ4試合で33イニング無失点を達成していた。

先発したが初回に先頭打者本塁打を浴びたドジャース先発のブレージア(14日)=AP

 先発陣が相次いで故障離脱しているドジャースだが、救援陣の好投による投手陣の総合力の高さが今季プレーオフの戦いを象徴してきた。メッツとの第2戦にドジャースのロバーツ監督は「ブルペンデー(中継ぎと抑えの投手のみで継投していく試合)」で臨み、救援右腕のブレージアが先発登板した。ブレージアは初回に失点して降板、ドジャースは二回からナックが2番手でマウンドに上がったが、2番ビエントスに満塁本塁打を打たれるなど5失点で、前半で大きくリードを広げられた。(デジタル編集部)

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