大谷翔平対千賀滉大、第1打席はセカンドゴロで千賀に軍配も制球に苦しみ2失点の立ち上がり

 米大リーグ、ナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)は13日(日本時間14日)、ドジャース(西地区1位)とメッツ(東3位)の第1戦がロサンゼルスのドジャースタジアムで始まった。

 メッツ千賀滉大が先発。ドジャース大谷翔平が「1番指名打者」で出場。一回裏にいきなり実現した「日本人対決」は大谷がセカンドゴロに倒れた。

 1ボールからの2球目、148キロの速球を引っ掛けたような当たりは二塁手ラックスのほぼ正面に飛んだ。

 だが、立ち上がりの千賀は制球に苦しみ、2番ベッツ以降に3者連続四球でピンチを招くと、6番マンシーに中前に2点タイムリーを打たれて、苦い立ち上がりとなった。

 大谷はエンゼルス時代の昨年8月25日に千賀と3打席対戦しており、右翼への二塁打を放って1安打2四球だった。今季の千賀は右肩や左脚ふくらはぎの故障のためにレギュラーシーズンは1試合、5回3分の1だけの登板にとどまったため、大谷との対戦はなかった。

 日本での両者の対戦は22打数5安打、13三振、打率2割2分7厘で千賀が投げ勝っている印象だが、大谷は2本塁打を放っている。

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