東大の渡辺が初勝利「泣きそうなぐらい」…父は元ロッテ・サブマリン渡辺俊介さん

 明大が立大に雪辱し、1勝1敗のタイとした。東大は法大にサヨナラ勝ちし、1勝1敗。東大は今季2勝目を挙げた。

 明大は宗山(4年・広陵)と小島河(3年・東海大相模)がいずれも4安打を放つなど計13安打で立大を圧倒した。

東大3-2法大

明治神宮球場

 東大は九回、門田(2年・松山東)の適時二塁打で試合を決めた。渡辺(3年・海城)が2失点完投でリーグ戦初勝利をマークした。

 東大の渡辺はリーグ戦初勝利を完投で飾った。元ロッテ投手の父俊介さんを思わせる右下手投げから、110キロ台の直球に変化球を駆使して相手に的を絞らせなかった。六、八回と満塁のピンチを無失点でしのぎ、151球の熱投。チームに2017年秋以来となるシーズン2勝目をもたらし、「勝つなら自分が最後までいくしかないと思った。泣きそうなぐらいうれしい」と喜んだ。

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