ヤクルト村上宗隆、来季終了後の大リーグ移籍へ意欲…シーズン最終戦で右足親指を骨折

ヤクルトの村上宗隆

 ヤクルトは6日、村上が広島市内の病院で右足親指の骨折と診断されたと発表した。5日の広島戦で右足に自打球を当てて途中交代していた。競技復帰まで2~3か月かかる見通し。村上は、「まずはしっかり治したい」とした上で、「来年は日本でやる最後のシーズンだと思っている。チームの優勝しか考えていない」と述べ、改めて来季終了後の米大リーグ移籍へ意欲をにじませた。

 今季は打率2割4分4厘と苦しみながらも、いずれもリーグトップの33本塁打、86打点と意地を見せ、「三冠王を目標にやっていたので思い描いていた数字ではなかったが、諦めずに二つ取れたのは結果として良かった」と振り返った。

 来季は3年契約の最終年で、球団はオフにポスティングシステムを利用した大リーグ挑戦を認めている。

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