巨人、今夜引き分け以上でマジック点灯…次の広島戦は若手2人・阪神には菅野が先発へ

菅野(15日)=横山就平撮影

 セ・リーグ首位の巨人は18日から、4位DeNA、3位広島、2位阪神と2試合ずつの6連戦に臨む。巨人以外で自力優勝の可能性を残すのはDeNAのみ。18日に巨人が引き分け以上なら、4季ぶりの優勝へのマジックナンバー「8」か「9」が点灯する。

 DeNA戦は、ともに前回から中6日でグリフィンと戸郷が先発する。グリフィンは現在、4戦連続で6回以上を投げて自責点3以内。今季の対戦2試合で防御率1・64と相性も良く、「いつも通りやりたい」と自然体を強調する。

 若い左腕を投入するのが、敵地での広島戦だ。初戦は中5日で井上、2戦目は中継ぎに回っていた横川が5月以来の先発に臨む見通し。成長途上の2人に優勝争いの経験はなくても、左打者の並ぶ広島打線が苦手としている左投手をぶつける。

18日の巨人のマジック点灯条件

 9月に入って10勝3敗と好調な阪神には、今季14勝で最多勝争いのトップを走っている菅野を当てる。「その日その日を勝つために、皆で頑張りたい」と一戦必勝を掲げる阿部監督。相性や相手の状況も見極めて送り出す先発陣が、まずはそのカギを握る。

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