大谷翔平、オールスター戦ホームラン競争は辞退へ…ロバーツ監督「メジャー背負うのは彼だけでない」

エンゼルス時代の2021年にホームラン競争に出場した大谷翔平。右は捕手を務めた水原一平・元通訳=AP

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は2日(日本時間3日)、本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦後、オールスター戦(16日、テキサス州アーリントン)の前日に行われる恒例行事のホームラン競争を辞退する意向を明らかにした。「(手術した右肘の)リハビリもあるので、なかなか(スイングの)ボリュームも多いし、今回はおそらく出ない方向で進むんじゃないかなとは思う」と語った。

大谷翔平=AP

 オールスター戦の出場はまだ決まっていないものの、ホームラン競争への参加の打診があったという。ロバーツ監督は「彼がドジャースに来た理由は優勝するためだ。メジャーリーグ(の人気)を背負うのは、彼だけの責任ではない」として、球団内で話し合った上での結論だと説明した。

ジャンルで探す