大谷翔平、3三振を喫し5試合ぶり無安打…九回は最後の打者に

 【サンフランシスコ=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は6月30日(日本時間1日)、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦に1番指名打者で出場し、3三振を喫するなど5打数無安打だった。連続試合安打は4で止まった。打席ごとの結果は、一ゴロ、空振り三振、空振り三振、右飛、空振り三振。チームは4―10で敗れた。

5試合ぶり無安打となった大谷翔平=AP

 前日は延長十一回に一挙7点を奪って14―7で勝ったドジャースだったが、この日は先発のパクストンが4回12安打9失点と大崩れ。大谷も5試合ぶりに無安打となり、攻撃に流れを引き寄せることができなかった。チームは1―9で迎えた五回の守備から、主力打者のT・エルナンデスとフリーマンをベンチに下げるなど、先を見据えた采配もあった。

 試合中はナ・リーグ西地区のライバルであるジャイアンツのファンの「ビート・LA!(ロサンゼルスを倒せ)」の大合唱が響き渡った。大谷は九回二死、空振り三振に倒れて最後の打者となり、厳しい表情で引き上げた。

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