エンゼルス、菊池雄星との契約合意を発表 3年6300万ドル、球団6人目の日本人選手獲得

HOUSTON, TEXAS - AUGUST 31: Yusei Kikuchi #16 of the Houston Astros celebrates after striking out Salvador Perez #13 of the Kansas City Royals in the sixth inning at Minute Maid Park on August 31, 2024 in Houston, Texas. (Photo by Kevin M. Cox/Getty Images)


HOUSTON, TEXAS - AUGUST 31: Yusei Kikuchi #16 of the Houston Astros celebrates after striking out Salvador Perez #13 of the Kansas City Royals in the sixth inning at Minute Maid Park on August 31, 2024 in Houston, Texas. (Photo by Kevin M. Cox/Getty Images)

◆ 球団25年ぶりの地区最下位から巻き返しへ

 現地時間27日、ロサンゼルス・エンゼルスがFAの菊池雄星投手(33)を獲得したことを発表。契約は3年6300万ドル(約95億円)とされている。

 菊池は2019年にマリナーズでMLBデビューを果たし、2021年には初のオールスター選出を果たした。翌2022年から3年契約でブルージェイズに移り、昨季は11勝6敗、防御率3.86とキャリアハイの好成績をマーク。日本人左腕最多の通算41勝を記録している。

 MLB6年目の今季はブルージェイズで開幕を迎え、7月末のトレード期限でアストロズに加入。移籍後5勝1敗、防御率2.70の活躍を収めて地区4連覇に貢献した。2球団通算32先発で9勝10敗、キャリア最多の175回2/3を投げて防御率4.05、206奪三振という成績だった。

 今季のエンゼルスは30球団ワースト3位の先発防御率4.97と低迷。球団ワーストの99敗を喫し、25年ぶりに地区最下位に沈んだ。来季巻き返しに向け、今オフはワールドシリーズ終了翌日に2019年のアメリカン・リーグ本塁打王ホルヘ・ソレアをトレード獲得。さらに、先発投手のカイル・ヘンドリックス、捕手のトラビス・ダーノーらを獲得するなど積極的な補強が続いている。

 エンゼルスに日本人選手が所属するのは、2023年までプレーした大谷翔平に続いて6人目。菊池自身はエンゼルスが4球団目、アメリカン・リーグ西地区で3球団目の所属となった。

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