メジャー13球団でプレーした米国代表の44歳左腕。初の日本に大興奮「食事は素晴らしかった」、「みんな親切」、「大好き」


 メジャー13球団を渡り歩き通算90勝を挙げる44歳の左腕リッチ・ヒルは、アメリカ代表の一員として『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』に参加しているが、スーパーラウンド初戦の対戦相手となる日本代表の印象について語った。

 ヒルは日本チームの印象に「松坂大輔岡島秀樹福留孝介前田健太、イチロー…アメリカで多くの日本人選手一緒にプレーしたけど、皆プレーをすることに誇りを持っている。 明日の試合では、それが見られるだろうね」と予想する。

 日本の印象については「食事は素晴らしかった。 みんな、とても親切に道を教えてくれたし、僕の家族にもとても親切にしてくれた」と感謝した。

 来日してからはベースボールショップに訪れた。「すごく良い店で、みんな親切だった。 アメリカでは手に入らないものがたくさんあるんだ。高品質で、とてもクオリティの高い野球用品だったから素晴らしかったよ」と目を輝かせた。

 20日の練習では息子とキャッチボールを行った。「そうそう彼は野球をやっていて、実は彼がつけていたグラブはローリングス・ジャパンの物なんだ。グラブのサイドに日本語で彼の名前を入れてくれたのは本当に嬉しかった。 かつて日本でもプレーしていたニック・マルティネスが息子のためにグローブを作ってくれたんだ。とても嬉しかったよ」。

 日本に初めて訪れたとのことだが、「大好きだ。東京ドームはとても綺麗だし、古いスタジアムだと思うけど、レイアウトや左右対称の形がいいんだ。 ピッチングをしている時も、外野にいる時も、まるでドジャー・スタジアムの様にすべて同じような光景が目に飛び込んでくるんだ」と話していた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗

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