嬉しい1勝にも課題山積…細かいミス連発のDeNAに高木氏「CSではできていたんですよ。日本シリーズでもやらないとソフトバンクに勝てない」


◆ 「しっかりやってほしいなと思いますね」

 DeNAがソフトバンクに快勝。敵地福岡で今シリーズ初勝利を挙げ、対戦成績を1勝2敗とした。

 初回に両軍が1点ずつ取り合い始まったゲームは、5回にDeNAは桑原将志のソロと筒香嘉智の犠牲フライで2点勝ち越しに成功。先発した東克樹は7回まで1失点の好投を披露すると、8回には戸柱恭孝のタイムリー二塁打でリードを3点に広げた。その後はセットアッパーの伊勢大夢とクローザーの森原康平が無失点で締め、逃げ切り勝ちを収めた。

 4-1と快勝したDeNAだが、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「送りバントとかね…」と同点の3回、ソフトバンク先発のスチュワートJr.が乱れ、連続四球で無死一・二塁のチャンスで送りバントを失敗した梶原昂希に「ボールをやったりだとかね、ボールを振ったりだとかしてるんで。ここらへんのことはできる選手なんで、しっかりやってほしいなと思いますね」と初回はひとつ決めていたこともあり、喝を入れた。

 他にも「ノーアウトランナーセカンドのタッチアップとか色々あるんですよ。ワンアウトとノーアウトは違うとか」と走塁面でもダメ出し。続けて「CSではできていたんですよ。日本シリーズでもやらないとソフトバンクに勝てないんで。やっぱり精度よくやってほしいなっていう風には思いますね」とOB目線で切望した。

 シーズン中もミスが散見され大事なゲームを落としていたDeNA。大一番での凡事徹底はより重要度が増してくる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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