ドジャース・大谷翔平は"強行出場"も3打数ノーヒット 試合前にはサポーター着用、走塁中は左腕を固定する姿勢
NEW YORK, NEW YORK - OCTOBER 28: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers reacts after grounding out against the New York Yankees in the third inning during Game Three of the 2024 World Series at Yankee Stadium on October 28, 2024 in the Bronx borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
● ヤンキース 2-4 ドジャース ○
<現地時間10月28日 ヤンキー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間28日、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2戦に続いてノーヒットに終わった。
第2戦の走塁中に左肩亜脱臼を負った大谷は左肩にサポーターを着け、ジャケットを羽織って試合前のセレモニーに登場。その後は普段と変わらぬ装いで打席に立ったが、ダグアウトではサポーターとジャケットを着用。走塁の際は左手でユニホームの襟元を掴み、左腕を固定するような姿勢を取った。
ヤンキース先発は右腕シュミット。初回の第1打席は明らかなボール球を続けて見送り、ストレートの四球で出塁。一死の後、3番フレディ・フリーマンが3戦連発となる先制2ランを放ち、大谷はゆっくりと本塁生還。第3戦もドジャースが先制点を奪った。
3回表、無死一塁での第2打席は、カウント2-1からこの試合初めてスイングを試み、空振り後には目を見開くような表情を見せた。続く5球目、カウント2-2から外角のシンカーを引っ掛けて二ゴロ。走者を二塁に進め、2番ムーキー・ベッツの右前適時打をお膳立てした。
3点リードの4回表、一死一、二塁の好機で迎えた第3打席は3番手左腕コルテスと対戦。フルカウントから外角低めボールゾーンへ沈むカットボールに手を出し、空振り三振を喫した。
4点リードで迎えた7回表の第4打席は、5番手のサイドスロー左腕ヒルと対戦。カウント2-2から内角のフォーシームを打ち上げて三邪飛に倒れた。
9回表の第5打席は8番手右腕ウィーバーと対戦。カウント1-1から内角低めのカットボールが左足のつま先を掠めて死球となり、この試合は3打数無安打、2四死球、1三振という内容。ポストシーズン通算成績は打率.245、3本塁打、OPS.837となっている。
序盤からリードを奪ったドジャースは先発ウォーカー・ビューラー、ブルペン6投手の継投で3連勝。4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。
10/29 12:43
ベースボールキング