大谷翔平、2試合ぶり安打で満塁弾演出も反撃及ばず ドジャースは2連敗で宿敵パドレスに王手許す

SAN DIEGO, CALIFORNIA - OCTOBER 08: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers breaks his bat hitting a single in the third inning against the San Diego Padres during Game Three of the Division Series at Petco Park on October 08, 2024 in San Diego, California. (Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)


SAN DIEGO, CALIFORNIA - OCTOBER 08: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers breaks his bat hitting a single in the third inning against the San Diego Padres during Game Three of the Division Series at Petco Park on October 08, 2024 in San Diego, California. (Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)

○ パドレス 6-5 ドジャース ●
<現地時間10月8日 ペトコ・パーク>

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間8日、パドレスとの地区シリーズ第3戦に「1番・指名打者」でフル出場。第1戦以来の安打で得点機を演出したが、ドジャースは惜敗。シリーズ1勝2敗と追い込まれた。

 パドレス先発は今季13勝の右腕キング。初回の第1打席は、カウント2-2から内角低めに食い込むスイーパーで空振り三振。大谷は凡退するも、続くムーキー・ベッツが左翼ポール際へソロ本塁打を放ち、幸先良く1点を先制した。

 しかしドジャースは2回裏、一塁手フレディ・フリーマンの悪送球、遊撃手ミゲル・ロハスの野選などミスが続いて同点に。さらに、先発ウォーカー・ビューラーが7番ペラルタに2点適時二塁打、2番タティスJr.に2戦連発となる2ラン本塁打を浴びるなど一挙6失点で逆転を許した。

 5点ビハインドで迎えた3回表、無死一塁での第2打席はカウント1-1から外角のチェンジアップを打って中前安打。バットを粉々に折られながらもセンター前へ打球を運ぶと、2番ベッツも続いて3連打で無死満塁のチャンス。一死の後、4番テオスカー・ヘルナンデスが中堅バックスクリーンへ反撃のグランドスラムを叩き込み、1点差に追い上げた。

 5回表の先頭打者として迎えた第3打席は、フルカウントから外角のスイーパーを強振。左中間最深部へ飛球を打ち上げたが、あと一伸び足りず。ドジャー・スタジアム含む4球場で本塁打判定の好打球を放つも、フェンス手前への中飛に終わった。

 8回表、再び先頭での第4打席は4番手左腕スコットと対戦。カウント2-2から外角高めいっぱいのスライダーに手が出ず、見逃し三振に倒れた。

 この試合の大谷は4打数1安打、2三振という内容。ポストシーズン成績は打率.231、1本塁打、OPS.693となっている。

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