ドジャース、フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾で劇的勝利! ワールドシリーズ第1戦は衝撃的幕切れ
LOS ANGELES, CALIFORNIA - OCTOBER 25: Freddie Freeman #5 of the Los Angeles Dodgers celebrates after hitting a walk-off grand slam during the tenth inning against the New York Yankees during Game One of the 2024 World Series at Dodger Stadium on October 25, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Harry How/Getty Images)
○ ドジャース 6x-3 ヤンキース ●
<現地時間10月25日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースによるワールドシリーズが開幕し、第1戦はドジャースが逆転サヨナラ勝利。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、ワールドシリーズ初安打をマークした。
ドジャースは今季途中加入の右腕ジャック・フラーティが5回まで三塁を踏ませず無失点。地元ロサンゼルスでのワールドシリーズ初戦で好投を見せると、5回裏に打線が援護。昨季サイ・ヤング賞の右腕コールから6番キケ・ヘルナンデスが右翼線へ三塁打を放ってチャンスを作り、7番ウィル・スミスの右犠飛で先制点を挙げた。
ところが直後の6回表、好投のフラーティが先頭打者ソトに安打を許すと、3番ジャッジを3打席連続三振に仕留めて一死とするも、続く4番スタントンに逆転2ランを被弾。打線は6回裏に無死二塁、7回裏には一死二、三塁と好機を作ったが、決定打が出ず無得点に終わった。
それでも8回裏、一死から大谷が右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、二塁手トーレスが外野からの返球を取り損ねた隙を見て三塁に進塁。続くムーキー・ベッツが中犠飛を放って同点に追いつき、試合を延長戦へ持ち込んだ。
1点勝ち越しを許して迎えた延長10回裏、二死満塁の好機を作ると、3番フレディ・フリーマンが左腕コルテスの初球フォーシームを振り抜き、今季ポストシーズン第1号の逆転グランドスラム。ワールドシリーズ史上初となるサヨナラ満塁弾を右翼スタンドに叩き込み、本拠地ファンは大熱狂。4年ぶりワールドシリーズ制覇へ白星スタートを切った。
この試合の大谷は5打数1安打、1三振という内容。日本人選手のワールドシリーズ出場は2020年レイズの筒香嘉智以来、4年ぶり16人目。ワールドシリーズでの安打は2014年ロイヤルズの青木宣親氏以来、10年ぶり。ポストシーズン通算成績は打率.277、3本塁打、OPS.903となっている。
10/26 12:43
ベースボールキング