ヤンキース、15年ぶり最多41度目のリーグ制覇&ワールドシリーズ進出! スタントン3戦連発&ソトが値千金の決勝3ラン
CLEVELAND, OHIO - OCTOBER 19: Jose Trevino #39 and Luke Weaver #30 of the New York Yankees celebrate after beating the Cleveland Guardians 5-2 in 10 innings to win Game Five of the American League Championship Series at Progressive Field on October 19, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Maddie Meyer/Getty Images)
● ガーディアンズ 2-5 ヤンキース ○
<現地時間10月19日 プログレッシブ・フィールド>
東地区王者ニューヨーク・ヤンキースが中地区王者ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に逆転勝利。15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇、ワールドシリーズ進出を決めた。
王手をかけているヤンキースは初回、先発右腕ビビーから1番グレイバー・トーレスが安打で出塁し、2番フアン・ソトは右中間を真っ二つに破る二塁打を放った。フェンスまで達する打球で一塁走者トーレスは本塁生還を試みるも、ガーディアンズ守備陣の正確な中継プレーにより本塁憤死。その後も二死満塁と好機が続いたが、無得点に終わった。
その後、打線は先発ビビーに対して3イニング続けて三者凡退と苦戦し、得点圏のチャンスすら作れず5回を終了。シリーズ初戦で好投した先発左腕カルロス・ロドンは5回途中2失点で降板し、2点ビハインドで試合を折り返した。
6回表、好投のビビーから無死一、二塁のチャンスを作るも、3番アーロン・ジャッジが痛恨の遊ゴロ併殺打に倒れて二死三塁。ガーディアンズに流れが大きく傾きかけるも、続く4番ジャンカルロ・スタントンが今季ポストシーズン第5号の同点2ラン。2球で追い込まれながらも失投を見逃さず、打球速度117.5マイル(約189.1キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の弾丸ライナーを左中間スタンドへ。3試合連続となる一発で試合を振り出しに戻した。
両軍ブルペン陣の好投により2対2のまま9回を終了し、試合は延長戦に突入。延長10回表、5番手右腕ギャディスから四球と遊撃手ロキオの失策により二死一、二塁の好機を作ると、2番ソトが2戦連発の決勝3ラン。守護神ルーク・ウィーバーが回跨ぎで10回裏を締め、史上最多となる41度目のリーグ制覇。松井秀喜氏がワールドシリーズMVPを獲得した2009年以来、最多28度目のワールドシリーズ制覇へ前進した。
10/20 12:46
ベースボールキング