ヤンキース、本拠地2連勝で15年ぶりリーグ制覇へ好発進 本塁打王ジャッジが今季PS1号2ラン含む3打点、待望の一発で屈辱晴らす

NEW YORK, NEW YORK - OCTOBER 15: Aaron Judge #99 of the New York Yankees rounds the bases after hitting a two-run home run in the seventh inning against the Cleveland Guardians during Game Two of the American League Championship Series at Yankee Stadium on October 15, 2024 in New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)


NEW YORK, NEW YORK - OCTOBER 15: Aaron Judge #99 of the New York Yankees rounds the bases after hitting a two-run home run in the seventh inning against the Cleveland Guardians during Game Two of the American League Championship Series at Yankee Stadium on October 15, 2024 in New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

○ ヤンキース 6-3 ガーディアンズ ●
<現地時間10月15日 ヤンキー・スタジアム>

 東地区王者ニューヨーク・ヤンキースが中地区王者ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に勝利。シリーズ成績を2勝0敗とし、日本時間18日から敵地クリーブランドで3連戦を戦う。

 第1戦に続き、この試合もヤンキースが先制。初回、1番グレイバー・トーレス、2番フアン・ソトの連打で無死一、三塁の好機を作ると、3番アーロン・ジャッジが二塁ベース付近へ高々と打ち上げた打球を遊撃手ロキオがまさかの落球。この間に三塁走者が生還した。

 続く2回裏にも9番アレックス・バードゥーゴの適時二塁打で追加点を挙げ、なおも一死二、三塁という状況でガーディアンズはポストシーズン好調の2番ソトを申告敬遠。ここまでポストシーズン打率.125、未だ本塁打無しと苦しむジャッジとの勝負を選んだ。屈辱の満塁策をとられたジャッジは2番手右腕スミスから中犠飛を放ってリード拡大。2試合連続打点をマークし、主砲としての役目をきっちり果たした。

 援護を受けたエース右腕ゲリット・コールだったが、5回途中で6安打、4四球と制球に苦しむピッチング。3点リードの5回表、無死満塁から4番ジョシュ・ネイラーの右犠飛で1点を失い、さらに5番トーマスに四球を与え、逆転の走者を出したところで降板。一死満塁のピンチで登板した右腕クレイ・ホームズは併殺崩れの内野ゴロで2点目を許したが、最後は8番ヘッジスを空振り三振に仕留めてリードを守り抜いた。

 その後、6回裏にアンソニー・リゾの適時二塁打で2点リードとし、7回裏にはジャッジに待望の一発。一死一塁から7番手右腕ギャディスの高めフォーシームを振り抜くと、打球角度37度、飛距離414フィート(約126メートル)の放物線を描いて中堅バックスクリーンに着弾。今季ポストシーズン6試合目、26打席目にして漸く放った1号2ランでガーディアンズを突き放し、本拠地2連勝。15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇、ワールドシリーズ進出へ好スタートを切った。

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