ファイナルSはソフトバンク-日本ハムに決定!齊藤氏「なんとかいけると思う」鷹打線の攻略法とは?


◆ 谷沢氏「面白い戦いになると思う」斎藤氏「初戦をとるのが絶対条件」解説陣がファイナル展望を語る!

 日本ハムがロッテに2試合連続逆転勝利を収め、みずほPayPayドームでのファイナルステージはソフトバンクー日本ハムに決定した。

 14日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース』ではこの対戦の見どころに注目。解説として出演した谷沢健一氏は「日本ハムは唯一、ソフトバンクに対して互角の戦いをしている(12勝12敗1分)。日本ハムはファーストステージで投げていない伊藤大海が第1戦で登板すると思う。伊藤はソフトバンクに対し4勝1敗。伊藤がソフトバンクを破れば、ソフトバンクのアドバンテージは消えるので、面白い戦いになると思う」と今季最多勝・最高勝率の伊藤をキーマンとして挙げた。ソフトバンク打線については「柳田悠岐山川穂高近藤健介栗原陵矢がいる打線は驚異だが、それでもシーズン中は12勝12敗なので」と語り、日本ハム打線には「清宮幸太郎万波中正が地力をつけてきたし、こういう大舞台(ファーストS)で強みである意外性のある打棒を発揮している。ソフトバンクにとっても侮れない存在」と熱視線を送った。さらに「日本ハムには新庄監督の何をするか分からない、継投の妙がある。相手も読みにくいし、短期決戦では何が起こるか分からない」と新庄監督の采配にも期待を込めた。

 同じく解説者の斎藤雅樹氏は、ソフトバンク打線について「すごく重量級で、どこからでも本塁打も打てる嫌な打線。しかし日本ハムの投手陣が打者一人一人を切っていき、無駄な四球で自分から打線を繋げないようにして失点を少なくしていけば、実際12勝12敗だしなんとかいけると思う」と投手の目線から攻略法を語った。さらに日本ハム打線に対しては「清宮・万波・レイエスが当然中心となって打たなければいけない。ファーストSを勝ち上がった勢いで日本ハムが初戦をとれば、ソフトバンクのアドバンテージはなくなる。日本ハムは初戦をとるのが絶対条件」と述べた。ソフトバンクの第1戦・第2戦の予想先発に挙げられた有原航平(対戦成績0勝2敗・防御率4.11)とモイネロ(対戦成績1勝2敗・防御率4.80)については「日本ハムにとっては非常に良い数字がある。ソフトバンクは日本ハムが来たかという感じだと思う」と日本ハムへの苦手意識を指摘した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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