佐々木朗希が8回無失点でCS初白星!野村弘樹氏「(対戦成績が良くないなど)色々な思いが立ち上がりに出たけど…」


 ロッテは12日、日本ハムとの「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」第1戦(エスコンF)に勝利。ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 先発の佐々木朗希は、立ち上がりは制球に苦しんだものの、2回以降は修正し安定した投球を披露。4回と5回は先頭打者の出塁を許したものの、いずれも併殺を奪いゼロを重ねた。6回以降も快調にゼロを重ね8回112球、5安打無失点、9奪三振の好投でCS初白星を手にした。

 苦手としていたエスコンFでの日本ハム戦で見事な投球を披露した佐々木朗希について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の野村弘樹氏は「(登板前は)複雑な思いだったと思います」と話すと、「日本ハム戦にあまり良くない、CSの初戦に投げなきゃいけないという色々な思いが頭の中をぐるぐる回るんですけど、それが立ち上がりに出たと思うんですよ。でも、その初回を0に抑えられたことが大きかったですよね」と佐々木の心情を推測。

 続けて「尻上がりに良さが出てきましたし、変化球を多く投げてますので、真っ直ぐを行くぞと思わせておきながら、あれだけ変化球を投げられると、そうはバッターも絞れないでしょうから、佐藤とのバッテリー二人での配球が非常に良かったのかなと思いました」とこの日の投球を高評価した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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