掛布氏、阪神・才木の降板後の談話に「寂しい」、「5回1失点で満足しているようなコメント」


CSファーストステージ第1戦
● 阪神 1 - 3 DeNA ○
<10月12日 甲子園>

 12日にニッポン放送で放送された2024 JERAクライマックスセ 阪神-DeNA戦(MBSラジオの制作)で解説を務めた掛布雅之氏が、阪神先発・才木浩人について言及した。

 才木は毎回のように走者を出しながらも、3回の内野ゴロの間による失点のみで、5回・87球、7被安打、2奪三振、3与四球、1失点でマウンドを降りた。「CS初戦のいい緊張感の中でストレートの感触が良かったです。自分のパフォーマンスを出すことができました。先制点を許してしまったけれど、最少失点で粘り強く投げることができたと思います。あとはみんなに逆転してもらえるように応援します」と、才木の降板後の談話を紹介されると、掛布氏は「ちょっと今の才木のコメントは寂しいですね」とポツリ。

 その理由について掛布氏は「5回1失点で満足しているようなコメントじゃないですか。内容は決して良くなかったと思うんですよ。当然ここで終わるわけじゃなく、ファイナルステージ、日本シリーズに進んでいく上で2回、3回登板する可能性があるわけでしょう。そう考えると、今の才木のコメントは寂しいですよね。悪いながらにとか、そういうコメントがあってもいいんじゃないかなと思いますね」と納得がいっていなかった。

(提供=MBSベースボールパーク)

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