メッツ、終盤のシーソーゲーム制して2年ぶりプレーオフ進出 9回一死からリンドアが値千金の逆転2ラン

ATLANTA, GA  SEPTEMBER 30:  New York shortstop Francisco Lindor (12) is embraced by New York right fielder Starling Marte (6) after hitting a two-run home run in the top of the 9th inning during the MLB game between the New York Mets and the Atlanta Braves on September 30th, 2024 at Truist Park in Atlanta, GA. (Photo by Rich von Biberstein/Icon Sportswire via Getty Images)


ATLANTA, GA SEPTEMBER 30: New York shortstop Francisco Lindor (12) is embraced by New York right fielder Starling Marte (6) after hitting a two-run home run in the top of the 9th inning during the MLB game between the New York Mets and the Atlanta Braves on September 30th, 2024 at Truist Park in Atlanta, GA. (Photo by Rich von Biberstein/Icon Sportswire via Getty Images)

● ブレーブス 7-8 メッツ ○ 
<現地時間9月30日 トゥルイスト・パーク>

 ニューヨーク・メッツがワイルドカード同率2番手ブレーブスとのダブルヘッダー初戦に逆転勝利。両軍合計23安打の乱打戦に競り勝ち、2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。

 メッツは3回裏、先発右腕タイラー・メギルが2番アルビーズに10号先制2ランを被弾。6回裏には6番ラウレアーノに11号ソロを浴びた。3点を追う展開となったが、打線はブレーブス先発シュウェレンバックの前に沈黙。7回表終了までわずか3安打に止まった。

 8回表、先頭打者タイロン・テイラーが二塁打を放って先発シュウェレンバックを降板させると、相手ブルペン陣を攻略。2番手ヒメネスから3連打で1点差に迫り、前倒しで登板した守護神イグレシアスにはホセ・イグレシアスの同点適時打、マーク・ビエントスの犠飛で逆転に成功。さらに、ブランドン・ニモが23号2ランを叩き込み、3点ビハインドから一気に3点リードを奪った。

 しかし直後の8回裏、4番手フィル・メイトンが一死一、二塁とし、守護神エドウィン・ディアスが前倒しで登板。最初の打者を打ち取って二死に追い込みながらも2点差、満塁とピンチを迎えると、2番アルビーズに走者一掃の3点適時打を浴びて痛恨の救援失敗。再び劣勢に立たされた。

 それでも1点を追う9回表、元阪神の5番手ピアース・ジョンソンから一死一塁とすると、フランシスコ・リンドアが33号2ランを放ってまたしても逆転。このリードを守護神ディアスが守り抜き、2022年以来のプレーオフ進出を勝ち取った。

 今季のメッツは開幕5連敗と躓き、6月11日時点で地区首位フィリーズまで17.5ゲーム差、11の借金を背負って地区4位と低迷していた。しかし、翌12日からオールスターゲームまでの30試合で21勝9敗と巻き返しを見せると、9月上旬には今季最長の9連勝で地区2位に浮上。9月月間で30球団トップの17勝8敗と快進撃を続け、熾烈なワイルドカード争いを制した。

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