谷繁元信氏が広島・田村の打撃内容に「ちょっと若いかな」と話したワケ


● 広島 1 - 8 巨人 ○
<25回戦・マツダスタジアム>

 28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-巨人』で解説を務めた谷繁元信氏が、広島・田村俊介について言及した。

 田村は0-0の2回無死二塁の第1打席、巨人先発・菅野智之が2ストライクから投じた3球目の134キロフォークを打ちにいくも左飛に倒れ、二塁走者を進められず。

 谷繁氏「田村というバッターがまだちょっと若いかなという感じですね」と指摘し、「今のは頑張れば引っ張り込めるボールだったんですけど、体勢を崩されてレフトライになりましたけど、まだまだ技術的にないというところでしょうね」と続けた。

 0-1の4回一死一、三塁の第2打席は、菅野の初球のフォークを打ちにいくも投ゴロ。谷繁氏は「若いですね。どうやって自分に対して攻めてくるというのかがあまり理解できていない2打席の内容ですよね」とチクリ。

 「田村は真っ直ぐを強いスイングで打ち返すタイプのバッターだと思うので、向こうもそういう情報を入れていますよね。勝負球は変化球から入ってくる。その変化球を初球狙うとかね。そう言うのができてこないと」と話している直後に菊池涼介が適時打。

 谷繁氏は「この辺がベテランのバッティングですよね。ヒットになるならないと言うのは結果ですからしょうがないんですけど、ある程度狙ったボールを自分のスイングができていますよね。田村も経験をして吸収して、次の打席に活かしていくようなところが必要ですよね」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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