大谷翔平、連夜の決勝打でキャリア初の地区優勝! ドジャースが劇的逆転勝利でナ・リーグ西地区3連覇達成

LOS ANGELES, CALIFORNIA - SEPTEMBER 26: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers hits a one run base hit against San Diego Padres during the seventh inning at Dodger Stadium on September 26, 2024 in Los Angeles, California. Shohei Ohtani can break the record for most stolen bases in a season by a Japanese-born player. He tied Ichiro at 56 last night. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)


LOS ANGELES, CALIFORNIA - SEPTEMBER 26: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers hits a one run base hit against San Diego Padres during the seventh inning at Dodger Stadium on September 26, 2024 in Los Angeles, California. Shohei Ohtani can break the record for most stolen bases in a season by a Japanese-born player. He tied Ichiro at 56 last night. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)

○ ドジャース 7-2 パドレス ●
<現地時間9月26日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースが同地区2位パドレスとの首位攻防戦に逆転勝利。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場。決勝適時打を放ってチームを3年連続の地区優勝に導いた。

 勝利すれば地区優勝決定のドジャースは先発ウォーカー・ビューラーが5回表、一死二、三塁のピンチを招いて1番アラエスの内野ゴロの間に失点。この3連戦で初めて先制を許すと、続く6回表には2番手エバン・フィリップスが追加点を与え、2点を追う展開となった。

 それでも7回裏、パドレス先発マスグローブからウィル・スミスがバックスクリーンへ20号同点2ラン。値千金の一発で試合を振り出しに戻すと、さらに2番手左腕スコットから代打キケ・ヘルナンデスの安打、捕手の打撃妨害で一死一、二塁の好機を作り、大谷の第4打席を迎えた。

 過去8打数無安打の左腕に対峙した大谷はカウント1-0から外角高めのスライダーを引っ張ると、しぶとく一二塁間を破って勝ち越しの右前適時打。さらに右翼手タティスJr.の悪送球が絡んで一死二、三塁とし、ムーキー・ベッツが2点適時打で続き、この回一挙5得点で逆転に成功した。

 ドジャースは8回裏、アンディ・パヘスの12号2ランで5点リードに拡大。最終回をマイケル・コペックが締め、ナショナル・リーグ西地区3連覇を達成。開幕から地区首位を守り抜き、直近12年で11度目となる地区王者に輝いた。

 大谷は前日の試合に続いて決勝打を放ち、MLB7年目にして悲願の地区優勝を掴んだ。8回裏の第5打席では松井裕樹から二塁打を記録し、MLB23年ぶりのシーズン400塁打に到達。この試合5打数3安打、1打点の活躍で、今季成績は打率.305、53本塁打、126打点、56盗塁、OPS1.030となっている。

 なお、大一番を制したドジャースは勝率リーグ2位以上が確定。12年連続となるポストシーズンは日本時間10月6日、本拠地ロサンゼルスでのディビジョンシリーズから開幕。短縮シーズンの2020年以来、162試合制では1988年以来となるワールドシリーズ制覇を目指す。

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