ツインズが今夏ドラフト指名捕手を電撃解雇 マイナー公式戦で球種伝達の敗退行為と米報道
MINNEAPOLIS, MN - APRIL 11: A view of the lights at Target Field before the start of the game between the Seattle Mariners and Minnesota Twins on April 11, 2022 in Minneapolis, Minnesota. The Twins defeated the Mariners 4-0. (Photo by David Berding/Getty Images)
◆ 入団2ヶ月の新人選手を解雇
現地時間12日、ミネソタ・ツインズは傘下1Aに所属するデレク・ベンダー捕手(21)の解雇を発表。『ESPN』のジェフ・パッサン記者はマイナー公式戦での敗退行為が原因であると報じた。
ベンダーは今季7月のドラフトでツインズ6巡目(全体188巡目)指名を受けて入団。9月6日に行われたダブルヘッダー2戦目、捕手を務めたベンダーは対戦チームの複数の打者に対し、自チーム投手の球種を伝達。最終的に相手チームが6対0で勝利して地区優勝が決定。ベンダーの所属チームはプレーオフ進出を逃す結果となった。
所属チームは、相手コーチ陣の報告によりベンダーの行為を認識。同記者は「ベンダーの積極的な球種伝達は相手打者たちを驚かせ、相手チームから不正を疑われる行為は無かった」と記述。両チームの関与する八百長ではなく、ベンダー個人による敗退行為だったと見られている。
ベンダーは大学時代の3シーズン、144試合で打率.326、32本塁打、153打点をマークするも、プロ入り後は19試合で打率.200、2本塁打、8打点と低迷。同記者の調べによると、以前ベンダーはチームメイトに対し「早くシーズンが終わってほしい」と心境を漏らしていた。
09/13 12:28
ベースボールキング