ヤクルト・増田珠、豪快同点弾で勝利に貢献 8月以降打率.325、新天地で躍動


● 中日 4 - 9 ヤクルト ○
<23回戦・バンテリンドーム>

 ヤクルトは逆転勝ちで2連勝。「6番・右翼」で先発出場した増田珠内野手(25)が、豪快な同点ソロを放つなど2安打2打点の活躍を見せた。

 中日の先発左腕・大野対策で7試合ぶりにスタメン起用された増田。初回の第1打席は四球で出塁すると、3回の第2打席は左中間を深々と破る適時二塁打を放ち9月に入り初打点をマークした。

 3-4と逆転された直後の6回の第3打席は、イニング先頭で2番手右腕の藤嶋と対戦。1ボール2ストライク後の高め直球を振り抜いた打球は、ヤクルトファンで埋まる左翼席に着弾する同点の2号ソロとなった。

 一死満塁の好機だった7回の第4打席は浅めの中飛に倒れ、8回に巡ってきた5度目の打順で代打・川端を送られ途中交代。それでも2打席連続長打で貴重な2打点をマークし、久々のスタメン起用に結果で応えた。

 昨季終了後にソフトバンクを戦力外となり、今季からヤクルトでプレー。後半戦から存在感を高めており、これで8月以降の打率は.325(40打数13安打)となった。

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