ヤクルト、DeNAに競り勝ち連敗止める 長岡が初の1試合2発「調子に乗らないように気をつけます」


● DeNA 4 - 5 ヤクルト ○
<20回戦・横浜>

 DeNAは連敗を3でストップ。「2番・遊撃」でフル出場した長岡秀樹内野手(22)が、初の1試合2本塁打を含む3安打4打点と大暴れした。

 長岡は一死無走者で迎えた初回の第1打席、DeNA先発・ケイの内角ストレートを上手く捉え、打球は右翼席へ着弾する先制の5号ソロ。3回の第2打席は1番・増田の適時二塁打で2点目を奪ったあと、中前適時打を放ち2打点目をマークした。

 3-3の同点で迎えた7回の第4打席は、二死二塁の好機でDeNAの2番手・山﨑と対戦。2球目の低めツーシームを上手く捉えた打球は、右翼ポール際にライナー性で着弾する決勝の6号2ランとなった。

 ヤクルトは長岡の活躍で接戦に勝利。投手陣はDeNA打線の反撃を何とか凌ぎ、2番手の大西が6勝目(1敗1セーブ)、5番手の小澤は2セーブ目(3勝6敗)をマークした。

 ヒーローインタビューに応じた長岡は、7回の決勝アーチについて「前の打者がつないでくださったので『僕が決めるぞ』という思いで打席に入りました。最高の結果になってよかったです」と笑顔。1試合2本塁打はプロ入り5年目で初となり、「調子に乗らないように気をつけます」と気を引き締めた。

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