巨人・オコエが初のサヨナラ弾 阿部監督も喜び爆発「9年目で優勝争いを初めて経験。戦力になれるように」


○ 巨人 3x - 2 DeNA ●
<19回戦・東京ドーム>

 巨人は劇的なサヨナラ勝ちで2連勝。貯金は今季最多タイの「13」となり、首位の座をガッチリと守った。

 巨人打線は5回までに3度の満塁機を逸するなど10残塁を記録。無得点のまま迎えた6回に1番・丸の11号ソロでようやく1点を奪ったものの、その後も好機での一本は出ず8回までに15残塁を記録した。

 それでも1-2で迎えた土壇場9回、敵失などで二死一、二塁の好機を作り、この日一軍に再昇格したばかりの代打・中山が、値千金の右前適時打を放ち同点。2-2で迎えた延長12回は、二死無走者で途中出場のオコエが2号ソロを左翼席へ運び、劇的なサヨナラ勝ちに東京ドームは熱狂に包まれた。

 オコエのスタンドインを見届けた阿部監督は、ベンチ前へ飛び出し両手を突き上げながら何度もジャンプ。場内の興奮冷めやらぬなかお立ち台に上がったオコエは、「プロ9年目で、優勝争いを初めて経験している最中。ファンの方々もチームと一緒になって戦ってくれているので、自分も負けじとチームの戦力になれるようにと思って頑張っています」とプロ入り初のサヨナラ本塁打をかみしめた。

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