敗戦の中で秋広優人がマルチヒットの猛アピール! 坂口氏「悔しい思いが続いてますけど、アピールあるのみ」


◆ 途中出場で2打数2安打と気を吐く!

 巨人がヤクルトに完封負け。最下位ヤクルトに連敗を喫し、このカードの負け越しが決まった。

 巨人先発のフォスター・グリフィンは3回、ホセ・オスナに2ランを浴び2失点するが、許した得点はそれだけで6回を投げ抜くクオリティスタートでゲームメイク。しかし巨人打線はヤクルト先発の吉村貢司郎を打ち崩せずゼロ行進を続けてしまうと、8回に船迫大雅が中村悠平にダメ押しタイムリーで痛い追加点を献上した。打線は9回もマウンドに上がった吉村からホームランで同点のチャンスまでは作ったが後1本が出ず、痛恨のシャットアウト負けを喫した。

 敗戦の中でも途中出場で2打数2安打と気を吐いた秋広優人に対し、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「昨日も粘ってフォアボール選んだりとかね、非常にいいアピールになってるなと思うんです」と連夜の活躍に注目。続けて「スタメンでは出てないんですけども、やっぱり期待されてるのでなんとかもう1回レギュラーを取り直すというね」と期待感を口にすると、解説として出演した坂口智隆氏も「悔しい思いが続いてますけど、アピールあるのみですよね。頑張ってほしいですね」とエールを送った。

 もう一人の解説者の齊藤明雄氏は「結果、ヒットを欲しがらずね、自分の今までやってきた、2軍でやってきたスイングをしっかりやるべきだと思いますよ。ヒット出ない時もありますから」と指南すると、最後に真中氏は「そうですね」と同意しつつ「去年はだって、ほとんど準レギュラー、レギュラークラスでしたからね。レギュラー(狙う)外野手は結構多いんですよ。ですから、もっとアピールしなくちゃ。なかなか(出る)機会も大変なんですけども」とここからの奮起に期待した。

 昨年121試合に出場しながら、今年はここまで19試合と厳しい状況に置かれている21歳。この終盤に爪痕を残せるのかにも注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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