「技術というよりかは準備の問題」と準備不足を指摘された佐藤輝明の悪送球 仁志氏が示した守備の方針とは?


◆ 「守備面も含めて岡田監督は使ってくれている」

 阪神が降雨コールド負け。31日に続く連勝とはならなかった。

 先発の西勇輝は1点リードで迎えた4回、一死二塁のピンチを招くと大城卓三に左前打を打たれ、同点に追いつかれる。さらに7回、先頭打者に安打を許した状況で、吉川尚輝のセーフティバントを佐藤輝明が処理するも痛恨の悪送球。無死一、三塁とチャンスの拡大を許す。すると門脇誠に中前打を打たれ勝ち越しを許す。続いて迎えた小林誠司がセーフティスクイズを試みると、佐藤輝明が野選とまたもやミス。2点ビハインドに。その後、打線も振るわず7回裏終了後に降雨コールドが宣告された。阪神打線は試合を通じて7安打わずか1得点と繋がりを欠いた。

 佐藤輝明の守備について9月1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者を務めた平松政次氏は「送球も捕球も佐藤はずっと言われている。そこらへんを突かれたのかな」とコメント。

 もう1人の解説者である仁志敏久氏は、佐藤輝明の悪送球に対して、「今日のプレーに関しては、技術というよりかは準備の問題。あるかないかを準備していたかどうかで変わる。あとはグラウンドの状況が良くないので、ダッシュがどれくらいだったか」と準備不足を指摘した上で、佐藤輝明の守備の意識に関して「守備面も含めて岡田監督は使ってくれている。恐れを感じてエラーが多くなるよりも、佐藤らしさを見せてその結果ミスだったら全然良いと思うんですよね」と恐れずに攻めていくべきだと方針を示した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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