谷繁元信氏「勝負に出ていたので、抜けてしまいましたね」阪神、内野前進守備が裏目に


● 阪神 1 - 3 巨人 ○
<23回戦・甲子園>

 1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神-巨人』で解説を務めた谷繁元信氏が、阪神の7回の失点した場面について言及した。

 6回まで巨人打線を1失点に抑えていた阪神先発・西勇輝は、1-1の7回に先頭の大城卓三にレフト前に運ばれ、続く吉川尚輝のセーフティバント、三塁・佐藤輝明の悪送球も重なり一塁走者を三塁へ進めてしまう。谷繁氏は「バントはある程度予測できていたと思うんですけど、吉川のセーフティが完璧すぎましたよ。ライン上に最高の打球が飛んだんですけど、いい球がいってもセーフのタイミング。ただ余計な進塁を許したので、そこですよね」と指摘。

 無死一、三塁で門脇誠に1ボール2ストライクから内野前進の横を抜けていくセンター前適時打を浴びた。

 谷繁氏は「阪神の守備体系が1点もやらないというくらいの前進守備を敷いていた。打球によっては1点与えての2つアウト取れるポジショニングだったら、ゲッツーの打球方向なんですよ。阪神の方も勝負に出ていたので、抜けてしまいましたね。一、三塁も同じ守備体系になるんですよ」と解説した。

 なお一、三塁とピンチが続き小林誠司にスクイズを決められこのイニング2点目を失った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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