アストロズ・菊池雄星、移籍後3連勝で今季7勝目 移籍後最長7回投げ切り1失点、無四球12Kの熱投

HOUSTON, TEXAS - AUGUST 31: Yusei Kikuchi #16 of the Houston Astros celebrates after striking out Salvador Perez #13 of the Kansas City Royals in the sixth inning at Minute Maid Park on August 31, 2024 in Houston, Texas. (Photo by Kevin M. Cox/Getty Images)


HOUSTON, TEXAS - AUGUST 31: Yusei Kikuchi #16 of the Houston Astros celebrates after striking out Salvador Perez #13 of the Kansas City Royals in the sixth inning at Minute Maid Park on August 31, 2024 in Houston, Texas. (Photo by Kevin M. Cox/Getty Images)

● アストロズ 2-5 ロイヤルズ ○
<現地時間8月31日 ミニッツメイド・パーク>

 ヒューストン・アストロズが4連勝で今季最多に並ぶ貯金12。先発した菊池雄星投手(33)は7回12奪三振、1失点の好投で移籍後3連勝を果たした。

 菊池は初回、先頭打者ガルシアを空振り三振に仕留めるなどわずか9球で三者凡退の好スタート。2回表は2三振を含む三者凡退。3回表には、一死からこの試合初安打となる二塁打を許したが、連続三振を奪ってピンチ脱出。5回まで無失点投球を披露した。

 スコアレスで迎えた6回表には一死二塁とピンチを背負い、3番ウィットJr.に右翼前方へライナー性の打球を浴びるも、右翼手ベン・ギャメルがダイビングキャッチで失点阻止。続く4番ぺレスをフォーシーム3球で空振り三振に仕留め、マウンド上で力強い雄叫びを上げた。

 菊池の熱投に応えるべくアストロズは6回裏、好守のギャメルが安打を放って先頭出塁。無死満塁の絶好機を作り、ヤイネル・ディアスが均衡を破る2点適時打を放った。さらに、ジェレミー・ペーニャが2点適時三塁打で続き、ロイヤルズのエース左腕ラガンズをノックアウト。この回一挙5得点を奪った。

 援護を貰った菊池は7回表、一死一、三塁から併殺崩れの間に1点を失うも、最後は8番ハンプソンを見逃し三振に仕留めて再びマウンド上でガッツポーズ。移籍後最長となる7回を投げ切り、今季7勝目を挙げた。

 この試合の菊池は7回101球を投げて5安打、無四球、12奪三振、1失点という投球で今季3度目の2桁奪三振をマーク。今季成績を7勝9敗、防御率4.24としている。

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