山﨑康晃がJBが森原が…6点差をひっくり返された3人に谷沢氏「後ろの3投手はちょっと間合いが長い」と打者目線で問題点を指摘


◆ 「癖とかも発見しやすい」

 DeNAが中日に大逆転負け。6点差をひっくり返され、このカード3連勝を逃した。

 DeNA打線は中日先発の松葉貴大から、初回先頭打者の梶原昂希がいきなりホームランを放つと、2回にも山本祐大に3ランが飛び出し早くも4得点。投げてはDeNA先発のアンドレ・ジャクソンは味方のエラー絡みで1点を許すが、4回には京田陽太のスクイズに6回には宮﨑敏郎のタイムリーが飛び出し、この時点で1-7と完勝ペースとなる。

 しかし7回に2点を取られると、8回には山﨑康晃とJB・ウェンデルケンが一挙4失点でまさかの同点に。その裏には山本祐大のヒットで再び勝ち越すも、9回に抑えの森原康平が4安打を浴び再び同点にされると、代わった中川颯も田中幹也がショート後方に詰まりながらもボールを落とされ遂に逆転を許した。最終回はライデル・マルティネスの前に3者三振で締められ、屈辱的な敗戦となった。

 勝ちパターンの山﨑康晃、ウェンデルケン、森原が揃って炎上した惨状に関して、22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「勝ちパターのピッチャー3人で6失点なんですよ。なかなか3人揃ってやられるってのはね…」とOBとしても頭を抱えると、解説者として出演した江本孟紀氏は「しんどいよね。いい時もあるんだけど安定しないっていうのは、やっぱり辛い」と辛口評価。

 またもう一人の解説者の谷沢健一氏は「ベイスターズの後ろの3人のピッチャーはちょっと間合いが長いと感じる。だから、確かに(球種が)読みやすいっていうかね、癖とかも発見しやすいっていう面がありますよね。もうちょっとテンポよく投げてほしい」と打者目線で問題点を指摘した。

 3連勝で上を狙いにいっていた最中の大逆転負け。この1敗が終盤にどう響くのか…


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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