ヤクルト・吉村、7回途中4失点で7敗目 立ち上がりの制球に苦しみ6戦未勝利


○ 阪神 8 - 3 ヤクルト ●
<17回戦・京セラD大阪>

 大敗のヤクルトは2連敗。借金は再び「14」となった。

 先発の吉村は初回、先頭の1番・近本に左前打を許すと、一死二塁から3番・森下、4番・佐藤輝には連続四球を与え満塁。5番・大山は見逃し三振に仕留めたものの、6番・前川に押し出し四球を許し先制点を献上した。さらに、続く木浪には右翼線に落ちる2点適時二塁打を浴び3失点目。立ち上がりは制球に苦しんだ。

 2回以降は立ち直り6回までゼロを重ねたものの、7回は一死一、二塁のピンチを招き降板。リリーフした山野が後続に適時打を許し、吉村の登板結果は7回途中7安打4失点、5奪三振4四球となった。4点ビハインドの8回は、2イニング目となった山野が乱れ1イニング4失点。吉村は7敗目(5勝)を喫し、これで5敗目を喫した7月2日のDeNA戦(横浜)から6試合連続未勝利となった。

 打線は阪神先発・才木の前に7回まで無得点。0-8で迎えた9回に5番・オスナの中前適時打、代打・太田の左翼線への2点適時二塁打で計3点を返すも焼石に水だった。

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