レッドソックス・吉田正尚、MLB初の代打アーチで打率3割到達　菊池雄星降板直後に9号勝ち越し2ラン

KANSAS CITY, MISSOURI - AUGUST 06: Masataka Yoshida #7 of the Boston Red Sox celebrates his home run with teammates in the third inning against the Kansas City Royals at Kauffman Stadium on August 06, 2024 in Kansas City, Missouri. (Photo by Ed Zurga/Getty Images)

◆ 吉田正尚が代打で9号勝ち越し2ラン

　ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手（31）が現地時間19日のアストロズ戦に代打出場。6回表に勝ち越しの9号本塁打を放った。

　2-2の同点で迎えた6回表、二死一塁となったところでアストロズは先発の菊池雄星から2番手右腕スコットに交代。この起用を受けて吉田が代打出場すると、カウント1-1から外角高めボールゾーンのフォーシームを弾き返し、左翼スタンドに9号勝ち越し2ランを運んだ。

　スタンド最前列に直撃した打球がグラウンドに跳ね返ったため、打った吉田は二塁上でストップしたが、審判団が本塁打と判定して本塁へ生還。その後ビデオ判定も行われたが、判定覆らず、MLBで初めての代打本塁打が記録された。

　3試合ぶり、後半戦に入ってから5本目となる一発を放ち、連続試合安打を7試合に更新。打席終了時点で打率が『.301』に到達した。