大矢明彦氏、巨人・浅野を評価「1打席、1打席を大事にしている」


● DeNA 1 - 11 巨人 ○
<17回戦・横浜>

 17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、巨人・浅野翔吾について言及した。

 14日の阪神戦で満塁本塁打を放った浅野は、この日のDeNA戦も『8番・右翼』でスタメン出場。0-0の2回二死一塁の第1打席、先発・石田裕太郎が2ボール2ストライクから投じた5球目のスライダーをレフト線に二塁打。

 大矢氏は「うまく腕を伸ばしましたね。アウトローにいくスライダーだったと思うんですけど、拾うような形で持っていきましたね。追い込まれていたので振り切るというよりは、芯で捉えようというバッティング。旨みのある二塁打ですね」と評価。

 浅野の二塁打で二、三塁とすると、続く投手・井上温大の投手強襲の適時内野安打で巨人が先制した。大矢氏は「浅野の追い込まれた後の二塁打がここでものすごく大きな役割を果たしましたよね」と話した。

 浅野は8-1の4回一死一、二塁の第3打席、中川颯が1ボールから投じた2球目の外角のツーシームを逆らわずにライト前に運んだ。大矢氏は「今の浅野のヒットは右方向に狙って打っています。1打席を大事にしていますね」と分析。

 また、大矢氏は昇格後の浅野の打撃について「1打席、1打席大事にして打っていってその結果だと思う。1打席の内容は大事だと思うんですよね」と語った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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