DeNAが巨人に屈辱の惨敗…初回のチャンスでの強硬策に江本孟紀氏「ベイスターズ自体そういう野球」とキッパリ


◆ 犠打はリーグ最小の「51」

 DeNAが巨人に大敗。投打ともにいいところなく敗れ、本拠地・横浜スタジアムに詰めかけたファンのため息が響いた。

 DeNA先発の石田裕太郎は、初回こそ無失点で立ち上がったが、2回に巨人の井上温大にプロ初打点となる内野安打を許し先制点を献上。さらに3回にも2死満塁の場面で井上に再び内野安打で2打席連続のタイムリーヒットを打たれ、結果的にこの回一挙5点のビッグイニングを作られた。気分を良くした井上に対しDeNA打線は沈黙。逆に巨人打線は活発と一方的な試合となり、1-11の大差でゲームは終わった。

 17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では初回のDeNAの攻撃にフォーカス。1番の梶原昂希がいきなりヒットで出塁するも、2番の桑原将志は強硬策でショートライナーで送れず。続く佐野恵太はセカンドフライで、4番のタイラー・オースティンの打席で走った梶原は盗塁死で終わったことに、解説を務めた江本孟紀氏は「ちまちま送っていかない。ベイスターズ自体そういう野球」と言い切ると、

 もう一人の解説者の笘篠賢治氏も「チームカラーというのはガンガン打って打って打ち勝つじゃないですか。そちらを選択しているということです」と同意。「まず監督が今日のゲームはどれぐらいの戦い方になるか。だから打ち合いという想定で臨んでおられるんだから、やっぱり攻撃的に打たせているということだと思うんですよね。そうじゃなかったら1点を取りに行くってなるので」と理由を説明した。

 犠打はリーグで最小の51となっているDeNA。終盤にきてもこの姿勢は貫くのか。それとも1点を獲りに行く野球に方向転換するのか。三浦監督の作戦にも注目だ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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