ブルージェイズの2世新人ワグナーが球団史上4人目の鮮烈デビュー　菊池雄星とのトレードでアストロズから加入

ANAHEIM, CALIFORNIA - AUGUST 12: Will Wagner #7 of the Toronto Blue Jays celebrates his single behind Nolan Schanuel #18 of the Los Angeles Angels, his third hit of the game in his major league debut, during the fifth inning at Angel Stadium of Anaheim on August 12, 2024 in Anaheim, California. (Photo by Harry How/Getty Images)

●　エンゼルス　2－4　ブルージェイズ　○
＜現地時間8月12日　エンゼル・スタジアム＞

　トロント・ブルージェイズがエンゼルスとの敵地3連戦に先勝。ウィル・ワグナー内野手（26）がデビュー戦で3安打、1打点の活躍を収めた。

　「6番・二塁手」で初先発を果たしたワグナーは2回表の第1打席、エンゼルス先発ダニエルの初球フォーシームを右中間に運び、MLB初安打となる二塁打を記録。続く3回表、二死二塁での第2打席は右前適時打を放ち、初打点をマーク。続く7番レオ・ヒメネスのキャリア1号2ランで本塁へ生還した。

　5回表の第3打席でも右前安打を放って3本目の安打を記録。7回表、二死一、三塁の好機で迎えた第4打席はセンター後方へ鋭いライナーを飛ばすも、中直に終わって4打数3安打、1打点、1得点という内容。デビュー戦を勝利で飾った。

　アストロズなどで通算422セーブを挙げたビリー・ワグナー氏を父に持つワグナーは、2021年のドラフトでアストロズに入団。今年7月29日に菊池雄星の対価の1人としてブルージェイズにトレード加入し、3Aバッファローで7試合をプレーした後にメジャー初昇格。デビュー戦で3安打を記録した球団史上4人目の選手となった。