波に乗れぬ阪神、3カード連続初戦黒星…今季15度目の完封負けで2位巨人と3差


○ 巨人 1 - 0 阪神 ●
<19回戦・東京ドーム>

 阪神は打線が振るわず今季15度目の完封負け。これで3カード連続で初戦黒星となり、2位・巨人とのゲーム差は「3」に広がった。

 7回途中まで投げた巨人先発・山﨑伊の前に二塁ベースすら踏めなかった。4回までに3四球を選ぶもノーヒット。5回は7番・木浪、6回は2番・中野が単打を放つも、後続が倒れ無得点が続いた。

 1点を追う8回は代打・島田の右中間二塁打で二死二塁としたが、巨人4番手・マルドナードの前に1番・近本が空振り三振。9回は昨季までのチームメイトだった巨人5番手・ケラーに完璧に抑え込まれ移籍後初セーブを献上してしまった。

 先発の西勇は初回、二死二塁で4番・岡本和を三ゴロに仕留めるも、三塁・佐藤輝の送球エラーで失点。立ち上がりから安定した投球で7回4安打1失点(自責点0)と好投するも、野手陣の援護に恵まれず今季4敗目(5勝)を喫した。

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