福留孝介氏が指摘した中日・細川の課題


○ 中日 9 - 2 巨人 ●
<17回戦・バンテリンドーム>

 東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された9日の中日-巨人戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・細川成也について言及した。

 細川は0-0の初回一死一、二塁の第1打席、巨人先発・又木鉄平が投じた初球の144キロストレートをレフトへ第15号3ラン。このバッティングに福留氏は「あの高さのまっすぐを一振りで捕まえたというのは、いいバッティングだったと思います」と評価した。

 細川は続く5-0の3回無死走者なしの第2打席、2番手・高橋礼が投じたインサイドのストレートを打ちにいくも三ゴロに打ち取られる。

 この打撃に福留氏は「細川選手に対してどのチーム、どの投手もこのボールです。このボールをどう自分が捕まえていくかによってだいぶ変わってくると思いますね」と指摘。

 福留氏は「インサイドの速いボールはほぼほぼ打っていませんから、なので先ほど又木投手から打ったのも真ん中からアウトコースの低いボール。一番手が伸びるところ。インサイドの速いボールは腕を畳まなければならない場所というのもなかなか打てていない。そこを攻められて、アウトコースのスライダーだったり、細川選手に対して大体のチームがそうですね」と自身の見解を述べた。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)

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